イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドで過ごしてみて、心底うんざりした瞬間に思ったこと徒然記録してみた。

コロナ前後に渡航し、最低でも3ヶ月を各国で生活してみた個人の主観に基づくものです。過ごしてみると現地のいい面ももちろん発見しますが・・・。欧米数カ国程度の滞在における体験から述べている感想文程度のものですので参考程度で。そしてワーホリや留学を楽しみにしている方にはあまり読むことをオススメしません。夢を壊したり、楽しみに水を差す趣旨で書いていませんが受け取り方次第なので自己責任で目を通してください。この記事では、ネガティブな体験や感想しか基本書いてません。というより、現時点での自分の感情を整頓するための記録記事です。多分そのうち消します。

家探し、めんどくさい

spare roomとかMix Bとか

コロナが明けてからとても物件が高騰しているのだとか。そういった社会的背景は一般庶民にはどうすることもできないですが・・・。それにしても、大家側の権力の強さやシェアメイトガチャによる運命の比率が強すぎでは?と感じざるを得なかったです。正直なところ、ヨーロッパもどの国も結局は経済力が強くなくては生きていけない世界なのは共通だな〜、と感じました。弱肉強食、日本もどこも同じだと感じました。外国の食文化や建築、現地でしか触れられないものが好きな人にはオススメです。でも、言語は・・・口語なら現地に行く価値あるのかも。そして、現地でしか学べないものを吸収したいなら妥協してでも乗り越えるのかな。

大家だからって何をしても良いのか@ロンドン

ラテン系某大国出身、イギリス育ちのオジサン

お会いした当初、「日本人は働き者で真面目」と言っていました。これってどこから情報を得てるのだろう?と、少し怖くなりました。良い印象があれば、悪い印象もあるものですが・・・。こういうことを「わざわざ」言ってくる人に対して警戒心が強くなりました。レッテル貼って「自分の思うような人間で、都合よく使いたい」、願望が強そうだなーなんて。

自分にとって都合が悪かったら悪いレッテルを貼って「日本人はこういう悪い面もあるから、俺は酷い扱いをしてもいい」と思ってそう。実際、この大家さんはワンマン大家ならではの行動もあり、自分の嫌な予感を的中させてくれました。 

ある日のこと、電話が鳴りました。「新しい住人が来るから鍵を開けてやってくれないかな。忙しくてロンドン外にいるんだ」まぁ、仕方ない・・・と。リモートで働いていたのでパートナーが対応しました。はい、ここで疑問が湧きました。どうして他の住人に頼まないのか??不思議です。頼まれやすいって、自分に都合良く使えて反抗しない人を狙ってるのは気のせいでしょうか。いやー気のせいじゃない(反語)笑 ちなみに、大まかな時間帯しか伝えられず少なからず時間も場所も拘束されたのでストレスでした。はっきり「忙しい」と断るべきだったと反省。

さて、日本人について詳しく知っているor正確な知識を有する欧米人や異国人の方が少ないでしょう。とはいえ、下手に知識を持っているような「なんちゃって親日家」も個人的には怖いです。なぜなら、幻想を持っている人も少なからずいるから。

・・・・と、上記はロンドンの話ですが・・・自分のことはこんな感じで。他にも家探しはバンクーバーもゴールドコーストもトラブルの噂を耳にしていましたが・・・。普通に日本人同士でもトラブルあるんで油断大敵です。まぁ事件を探すと女性を狙った酷いものもあるので注意です。他国もその内別記事か追記するかも。

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見た目で舐められる

日本でも、どこでも見た目で判断されるのが事実だと実感しました。SNSでルッキズムだのポリティカル云々言ってるけど・・・。他国でもそんな変わらないです。どこにいても身体が大きい、声が大きい、強そう、エトセトラえとせとら。そんな現代における「強い・美しい・黙らない」ような見た目な方が得をしますー。特に欧米では所作から図々し・・・?態度がデカい人のほうが得をしているんだろうなーって感じがしました。個人的な経験に基づく現時点での私自身の結論です。

そして性別、体格の大きさや顔の特徴、所作、表情。声で相手の行動も変わります。否定する人もいるとは思いますが。個人的には綺麗事であり視覚情報に基づいて生きている事実は普遍です。視力に頼らず生きている人は例外として、人間は何千年経過しても肌の色や美醜や体格で未だに差別や見下し、マウント行為が続く文脈の歴史から逃れていないと考えます。経済的に余裕があってもその文脈の歴史から逃れられてないんだなーと。これを書いている現時点で、それは渡航・滞在したどの国も共通しています。以下より、自身が体験したことやパートナーの体験を具体例にして「見た目で舐められる」事実を述べてみますー。

男性

以下は、パートナーが外国で経験したことです。もちろん、日本にも似たようなことは存在します。これは最後の方に言及します。かといって、外国にルッキズムや差別が存在しないなんて桃源郷は存在しない。これは世界史を少しかじれば分かること。日本も同様です。

1例目 通っていたジム@ロンドン (YMS2年+Work1年)

彼はジムに通っていました。筋トレをしていると、自分より体格が大きい人から「代われ」と言われることがありました。日本ではそう言ったことは聞いたことがありません。自分より強そうな体格の人にも「順番を代われ」と言っているのを見たことがありません。標的にしている心理が、あからさまで本当に嫌になりました。因みに、パートナーは嫌な時は嫌だと言っています。でも、自分より強そうな人に立ち向かう場面をロンドンでは見たことないです。カナダもオーストラリアでも、SNSでもてはやされるような助けてくれる人って現実にはいません。良くも悪くも個人主義です。ジムに関しては監視カメラもあるので安心ですが、こういうことってハッキリ言うと逆ギレする人もいます。人種とか関係なく、ヤバい人はヤバいので全力で回避しましょう。

2例目 近所のスーパーマーケット(YMS2年+Work1年)

住まいに近いスーパーマーケットへ立ち寄ると、家のない人が金銭を要求してきました。こういったことはバンクーバー、ゴールドコースト、オークランドでもありました。そして今回のイギリスは最近のことなので記載します。普段はすぐ引くのですが、しつこく金銭を要求されたとのこと。これも見た目で判断されているとみなしてもいい事例と認識します。

3例目 ロンドンの地下鉄で(YMS2年+Work1年)

女性からも不快なことを言われた経験。彼は私を出迎えるために花束を持ち、電車に乗っていました。そこに複数人、3、4人の男女混合の若者が居合わせました。すると、「これ、私にくれるの〜?ありがとう!!」と、からかわれました。とても気分が悪かったそうです。これって、彼がムキムキの180センチ越えで花束持ってたら言われていたと思いますか?私はNOだと思います。完全に「怖くない、自分より下だ」という見下しがない限り見知らぬ人にそんなことしません。他になんて言われたか気になりますか?思い出すのもストレスなので彼は教えてくれないこと、多いです。なので、私も知らないです。

人間って群れると強気になるのが本性だと理解していても、うんざりします。これのどこが多様性を受け入れる先進国なんだろう?そう疑問に思います。多様性の定義が各国で違うのか、それともどこかで認識を歪められたのか?謎です。先進国ってそもそも誰が決めているのか知りませんが・・・。「こういう経験が無い」と言い切れる方は幸運です。だから無関係で無関心という立場でいられるのかな、とも思います。私はパートナーが嫌な気持ちにも、危ない目に遭うのも心底嫌です。

4例目 バンクーバーで男性から(滞在:1.5年;観光ビザ+WH)

これは男性から男性へのセクハラでした。「マッサージ」と称して近づいてくる人間がいます。気をつけてください。詳細は機会があれば記事にするかもしれません。

5例目 オークランドで背後から(滞在:3ヶ月)

パートナーは自転車で職場に向かっている時でした。車から缶が投げられました。少し中身が入っていたのだとか。これ、見た目から判断したとは言い切れませんが・・・それでもこういうことする???って思いました。卑怯ですよね。そして故意じゃないにしても車からのポイ捨てでバレないつもりになっている。本当に怪我とかしなくて良かったです。こういうのって悪意しかない・・・。


以上の実体験を伴う事例から男性も同じく、気をつけるべきと考えました。一時期の北米におけるアジアンヘイトやヘイトクライムを振り返るだけでも、女性に限らず男性も暴力的な犯罪の対象にされやすいです。個人的には、男性も変に強気にならないで安全重視で過ごしてほしいところです。緊急連絡先や、救急車、警察の番号もすぐ使えるように備えるべきと思います。まだあったのですが、またいずれ追記します。

対策

万人に対応した対策なんて思いつきもしませんが、現地で体感したことから以下にリストにしました。ご参考まで。

  • 顎髭を生やす
    ベビーフェイスな男性、若く見られがちだったり優しい人と見られやすいタイプの方にもオススメかもしれません。ある意味文化的な側面もあるのかもしれないですが。
  • シークレットブーツ
    背が少しでも高く見えた方がいいと個人的に思ったので。私は一時期、外を出歩くのが嫌でお守り代わりに履いていました。
  • サングラス
    アジア人を表現するジェスチャーからも分かるように、目元で判断する人が多い印象です。なので一時期サングラスを天気が悪くてもつけていました。それだけで心理的にも楽でしたし、実際にサングラスをしていない時に「ニーハオ」と言われたので。あと、風の強い日は花粉とゴミよけになります。
  • なるべく自転車使用or早歩き
    自転車を所有していなくても、街中にあるレンタル自転車もあるので活用するのはアリです。(@ロンドン)自転車は盗難も多いので判断は各々個人で。
  • 信号待ちで道路に近い歩道(スマホ強奪事件あり)や治安が悪いとこで立ち止まらない
  • 立ち止まるにしても背後を取られないようにする
  • 夜、深夜はなるべく複数人で
  • 色んなタイプの人と浅く広く交流・動く
    コロナを通してアジア人で固まっていて標的にされるなら、なるべく巻き込むスタイルもアリかもしれないです。
  • 化粧
    男性も化粧で化けていいと思います。お手入れとか色々と大変ですが、眉毛の濃さやアイラインに鼻の高さも目の錯覚で変えられます。色々な印象を与えられるので、でもって魔除けだったとも言われているのが化粧ですのでー。自分を守ってあげられる、お守りの1つの選択肢としてぜひ。
  • Asian Hate って検索してみる(イギリスで)
    滞在中に検索してみたところ、一応そういったAsian Hateに関する団体が存在するようです。日本からだとあんまりHitしませんでしたー。簡単にしか調べてませんがー。
    正直、SNSで拡散して報道されたところで何も変わらないと感じました。被害届やレポートとして「実際にあった」という記録を残さないと今後も存在しない、認めない人に丸め込まれると思うので・・・。人間て基本怠け者だから・・・嫌だし忘れちゃいたいけど言わないと残さないと握りつぶされる・・・。焚書されちゃうっ!

長期的な対策

  • 筋トレ
    身長が高い、というのがとても羨ましい限り!なのであとは体格が大きいだけで怯む人は多いはずです。ただ、猫背だともったいないので姿勢もぜひ気をつけて。パワー!!!
  • 姿勢
    堂々として見える、態度デカく見える方が舐められない気がします。
  • 英語力
    変に煽るような英語や単語力より、はっきり伝わるものが良いかも。もしくは相手に合わせられるような対応力?(でも危険な環境の場合は無意味)
  • スルー力の強化
    ニーハオ、こんにちはと悪意のある感じで言ってくる人もいます。可哀想な人だなと思って相手のために祈ってあげられる余裕まであったら教祖になれるかも(知らんけど)
  • 経済力を上げる
    YMSであったり、ワーキングホリデー、学生さんだと難しいのかもしれませんが・・・。治安や変な大家、常識がおかしい人との遭遇率が下がります。外国ってお金持ち向けな気がする今日この頃(特にヨーロッパ)。辛い思いしてまで滞在する意味とは・・・と感じます。
  • コネクション、ネットワーキング
    これは正直なところ向き不向き、があると思うのですが参考に思いつくものを。インドアでもアウトドアでも、スポーツでも趣味を通じて繋がり、自分を贔屓してくれる人がいると有利。SNSでも繋がれるかもしれませんが、できれば色んな方面から身内に自分が外国に行くことを発信しておくのが良い気がします。
  • 無駄に笑顔を作らない(愛想笑いしない)
    接客業の癖もあったので、笑顔になりがちでした。男性はあんまり気にしなくても良いのかもしれませんが一応。smileとlaughで使い分けるのも大切かも。
  • 現地の法律・事件・被害届の出し方を知っておく
    実際に危険な目に遭わないとどういう手順で被害届出すか?とか保険金請求するための書類もらうかとか知らないですよねー。なので時々Youtubeでも海外系で物騒な体験した方のものもあるので見ておくといいかもしれません。
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女性

以下は私個人の体験となります。日本でも色んな目に遭いましたし、小柄のせいか?嫌な目にも遭いました。それを前提とした上で言いますが、外国というか欧米でも普通に嫌な目に遭っています。全くない人はラッキー!!!やったね!ちくしょー!!

1例目 ゴールドコーストでハッピーエンディング(滞在:半年)

コロナ前の出来事。分かる人には分かる用語です。マッサージのアルバイトを短期間やっていた際のこと、お客さんに聞かれました「ここはハッピーエンディング、やってるの?」。意味不明で分からなかった当時、後々調べてわかりました。そんなもの本当にあるのか?とか。他にもそういう目にあった人いるのかなとか。あとお客さんからのジェスチャーで。私の居た店舗は普通の施術をするだけのサービスでした。

ここから一部のオーストラリアでの「アジア人」の見られ方に疑問を覚え始めます。それと自分の知識と実体験の乖離に衝撃を受けたのかな。そこから、元々が白豪主義の国だからかーと妙に納得してきます。というか、移民やワーホリに住民の政治的な不満をぶつけさせて誰かが得してそうだ、と妄想し始めます(笑)真偽は知らんけど。

参考記事:オーストラリアのワーホリ【マッサージ事情】セラピストとして仕事をしたい人向け

2例目 スタンソープで車から煽られる(滞在:半年)

コロナ前の出来事。スタンソープというとファームでひと稼ぎしよう!と思っているワーホリの人ならご存知の場所かもです。ここでは初めて「アジア人を表現する目のジェスチャー」を知りました。バーに行った同僚の韓国の女の子が上記のジェスチャーをされ嫌な目にあいました。

その翌日がいつだったかに買い物へ徒歩で出かけた時のこと。ファームのある地域ということもあり、住居からスーパーマーケットまでは少し遠いのですが歩きながら向かいました。

すると、今度は車に乗った複数人の白人さんから猿のモノマネのような煽りをされました。因みに男性複数で全員白人さん。これも意味不明過ぎて、ひたすら怖いだけでしたが。距離を取って近付かれないようにしました。いやー、これもすごい狡猾というか卑怯ですよね。車だから自分たちはすぐ逃げられるし、距離を取ってる上でバカにするっていう・・・。犯罪する人ってこういう人多いんだろうなとも感じました。噂ではこのスタンソープ周辺のバックパッカーはフランス人が多い、という当時の話でした。ここからフランスの人も良いイメージが減りました。偏見が増えていくジレンマ・・・。個人によるって言われても語学学校でも態度悪かったし・・・。

3例目 バンクーバーで黒人さんから「ファッキン チャイニーズ!!」(滞在:1.5年)

コロナ前の出来事。比較的、治安の悪い地域でした。ヘイスティング・ストリートという場所。因みにパウエル・ストリートも近っかた気がします。日本人街があった場所周辺です。カナダというとまぁ、アメリカとは違うイメージもありますがまさかWW2に、こんなことしてたんだー。と知ったのもショックでした。カナダもあんまり美化しない方がいいなーという気持ちになった場所です。

話は戻ってヘイスティングストリート周辺とはいっても、観光地が近かったりヴィーガン用のレストランで有名なとこが近い十字路の横断歩道渡ろうとしていた時のこと。黒人さんで家のない人が突然、白昼堂々と大声で私に怒鳴りつけました「ファッキンチャイナ!!」・・・・いや、驚いて言い返すも何もできませんでした。というか、怖いです普通に。これも東洋系で小柄で女性だからこそ、言ってきたのかなと。ムキムキで背が高くて強そうな女性、かつ自分が金髪だったら?そう考えざるを得ない経験でした。

因みに、通り過ぎる人も多い場所でした。周囲の人は無言で何事もないように過ぎ去るだけ。まぁ、そりゃそうかーって感じです。足早に立ち去りました。治安悪いとこは近づかないのが吉です。バンクーバーでは初めての経験だったかも。普段から気をつけてはいますが。ここから、立ち止まるのって危ないなと思うように。なーんだ、東京と同じかそれ以上に警戒しないといけないのかーと。都市部なんてそんなもんなのかも。

4例目 ロンドンのShadwell近辺で「ニーハオ」「こんにちは」(滞在:約半年)

コロナ後の出来事。ベンチのある場所でパートナーとぼんやり過ごしていました。彼は読書、私はスケッチ。すると、年配の白人さん男性が自転車に乗りながら「ニーハオ」「こんにちは」。さて、見知らぬ人から急にそんなこと言われても・・・と思いつつ気のせいだと思い私はガン無視。パートナーは「こんにちは」と返しました。その頃は8月、バーベンハイマーやら何やら色々とSNSで話題になっていた時期。この問題に関しては、そんなに神経質にはなりませんし、全否定はしません。

ただ、思ったのは自転車に乗ってすぐ逃げられる状況で小柄な人にはそういうこと言えるけど体格の大きい人には言わないんだろうな〜。っていう感想です。というか、見知らぬ人にいきなりそういうこと言うのってむしろ日系や中華系、韓国系のイギリスの国籍だったら・・・・嫌なのでは・・・?慣れっこなのかもしれないけれど、まぁイギリスの国内事情は詳しくないのでそう思っただけですが。男性からばっかりだなーなんて。

5例目 コロナ禍のロンドン(滞在:約半年)

パートナーの仕事等のタイミングもあり、ロンドン現地にいました。さてヘイトクライムやアジアンヘイトに関する報道で流れるように酷い出来事はなかったものの・・・あからさまに避けられる経験はしました。もうこれは仕方ないというか、諦めの境地に至りますよね。自衛もしなくてはいけない状況だったのも分かりますし。そう思うと有事に異国にいることってとってもリスキーなんじゃないかな?と感じたのでした。

そういえば、ヒースロー空港でも、めちゃくちゃ嫌なことを警備の人にされたので・・・記録しておこうと思います。これもコロナ禍のときかな。帰国前にあったことでした。記事追加したらリンクはりまーす。年配の女性の警備員で別れを惜しんでいるところに、水をさされた感じでメッチャクチャ不快でした。イギリス嫌いです。笑

他にもバンクーバーの地下鉄でスリ体験した語学学校の同級生とか、バンクーバーで夜に待ち合わせしてパートナーを待っていた時にあった声掛けとか色々ありますが・・・。とりあえずこんな感じだったと思います。

対策

万人に対応した対策なんて分かりませんが、現地で体感したことから以下にリストにしました。ご参考まで。

  • 黒髪ストレート→現地風の髪質や色味にする
    自分自身がそうなのですが、黒髪でストレートです。なので、渡航前には茶髪や派手な髪色にしていました。そしてイギリスでは、ストレートの髪をコテでクルックルにして自衛してみました。効果はどうなのか分かりませんが、現地人のアジア人のイメージの定番の見た目から離れた外見にするのが自衛には良さそうです。あと、化粧も上手く使えればいいかも。ファッションで人間の先入観と視覚、錯覚を上手く使いこなして快適に過ごして欲しいです。しらんけど。個人の意見なので。
  • シークレットブーツ
    背が少しでも高く見えた方がいいと個人的に思ったので。私は一時期、外を出歩くのが嫌でお守り代わりに履いていました。
  • サングラス
    アジア人を表現するジェスチャーからも分かるように、目元で判断する人が多い印象です。なので一時期サングラスを天気が悪くてもつけていました。それだけで心理的にも楽でしたし、実際にサングラスをしていない時に「ニーハオ」と言われた経験から。
  • なるべく自転車使用or早歩き
    自転車を所有していなくても、街中にあるレンタル自転車もあるので活用するのはアリです。(@ロンドン)自転車は盗難も多いので判断は各々個人で。早歩き、もしくは基本立ち止まる瞬間を減らすことかも。
  • 道路や治安が悪いとこで立ち止まらない
  • 立ち止まるにしても背後を取られないようにする
    死角は作らないようにするのがいいかも。
  • 夜、深夜はなるべく複数人で
  • 色んなタイプの人と浅く広く交流・動く
    コロナを通してアジア人で固まっていて標的にされるなら、なるべく巻き込むスタイルもアリかもしれないです。
  • Asian Hate って検索してみる(イギリスで)
    滞在中に検索してみたところ、一応そういった団体が存在するようです。
    正直、SNSで拡散して報道されたところで被害届やレポートとして「実際にあった」という記録を残さないと今後も存在しない、認めない人に丸め込まれると思うので・・・。人間て基本怠け者だから・・・。嫌だし忘れちゃいたいけど言わないと分からない人多いんですよねっていう・・・。焚書されちゃうっ!

長期的な対策

  • 筋トレ
    身長が高い、というのがとても羨ましい限り!なのであとは体格が大きいだけで怯む人は多いはずです。ただ、猫背だともったいないので姿勢もぜひ気をつけて。パワー!!!
  • 姿勢
    堂々として見える、態度デカく見える方が舐められない気がします。
  • 英語力
    変に煽るような英語や単語力より、はっきり伝わるものが良いかも。もしくは相手に合わせられるような対応力?(でも危険な環境の場合は無意味)
  • スルー力の強化
    ニーハオ、こんにちはと悪意のある感じで言ってくる人もいます。可哀想な人だなと思って相手のために祈ってあげられる余裕まであったら教祖になれるかも(知らんけど)
  • 経済力を上げる
    YMSであったり、ワーキングホリデー、学生さんだと難しいのかもしれませんが・・・。治安や変な大家、常識がおかしい人との遭遇率が下がります。外国ってお金持ち向けな気がする今日この頃(特にヨーロッパ)。辛い思いしてまで滞在する意味とは・・・と感じます。
  • コネクション、ネットワーキング
    これは正直なところ向き不向き、があると思うのですが参考に思いつくものを。インドアでもアウトドアでも、スポーツでも趣味を通じて繋がり、自分を贔屓してくれる人がいると有利。SNSでも繋がれるかもしれませんが、できれば色んな方面から身内に自分が外国に行くことを発信しておくのが良い気がします。
  • 無駄に笑顔を作らない(愛想笑いしない)
    接客業の癖もあったので、笑顔になりがちでした。男性はあんまり気にしなくても良いのかもしれませんが一応。smileとlaughで使い分けるのも大切かも。
  • 現地の法律・事件・被害届の出し方を知っておく
    実際に危険な目に遭わないとどういう手順で被害届出すか?とか保険金請求するための書類もらうかとか知らないですよねー。なので時々Youtubeでも海外系で物騒な体験した方のものもあるので見ておくといいかもしれません。

自分自身、人を嫌いになる頻度が増えた

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辛い、不快、嫌な体験をしてまで留まってどうする?自問自答

オーストラリアのファームを通して強く思ったことでした。英会話を少しでもできるようにしようと思ったんだよなぁ、と。この意思はブレませんでしたが・・・年齢もアラサーとなると色々な友人の環境を見て「何であの時に家を買わなかったんだろう」とか色んなことを考えました。

それで、永住権やワークビザをもらって生きたいのか?そう考えると根深い各国の歴史を考えざるを得なかったです。改めて考え始めたのは、イギリスで嫌な目にあった出来事も理由の1つ。そして永住権やワークビザを得るタイミングであったため。

どの国行っても変わらない人類の業

世界をフラフラーっと長く滞在した訳でもありませんが、なんだか欧米文化におけるルッキズムに疲れてしまったので以下は私の体験に基づくぼやき?てか感想です。笑

良くも悪くもフィジカル強者に優しい文化?

一時期、SNSでルッキズムや身長が低い男性への見下しや女性のなんちゃら搾取とかが目に入ってきました。(タイムラインが偏ってる可能性は否定できませんが!笑)

なので、一層思うのですが・・・ヨーロッパとか北米、オセアニア諸国は特に比較的見た目からの舐めた態度や判断の仕方が実感として酷いと思います。ある意味、区別がしっかりしているとも言えますが。区別っていうか・・・(ry

加えて、イギリスのロンドンの町を転々として肌で感じただけではありますけれど。それとイタリアのヴェネチアでも露骨に嫌な態度を取られたこともありました。いちいち思い出して書くのも結構ストレスなので、やりたくないのですが。気が向いたら記録します。2023年の出来事なので・・・。

そういう価値観も・・・あり?

なんだか、国のアイディンティティを間違えられて「日本人だよ!」、って言い返すのも違和感があります。そこが根本的な問題なのだろうか・・・?ていう。

実際にバンクーバーでもファッキンチャイナ!って大声で言われて怖いやら何やらでした。見た目が中国、韓国っぽいから・・・肌の色が何色だからって何しても言っても良いの・・・?弱そうで言うこと聞きそうで、暴力振るわれても「自分たちは安全圏にいるから大丈夫!」って・・違和感でした。「中国人じゃなくて、自分たちは日本人だし」って何とか自分の見た目を否定された訳じゃないって思い込みたいみたいに感じてしまったんです。個人的には。でも似ているのは事実だし・・・東洋系アジアは協力したほうが良いと思う・・・。っていう。

あの怒鳴られた瞬間は正直、本当に怖かったです。そこに存在しているだけで「攻撃される恐怖」赤の他人から公共的な場所で日中にです。日本でも性質の違うものは体験しましたが、どちらにしろ純粋に暴力的で恐ろしいです。大人しくて言い返さない、素直にボコられてくれそうって思われてるのか。それともマッサージ関連の偏見があるのか?とか。なんとなく、アメリカでのアトランタのマッサージ店での発砲事件とか思い出しちゃいました。こちらも根深そうですが。バンクーバーでは家のない人からの攻撃だったので、彼のやりきれない感情なのか?ただのストレス発散なのか不明です。

それでも許してあげる、なんて感情には今もなりません。ひたすら卑怯だなーと思いました。もしかしたら、家なき子になったのも「マッサージ」のせいだ!っていう背景の人もいるかもしれませんね。勘弁してくれー八つ当たりーっ!!!

過去に日本の小学校で同じ年齢の男の子に「中国人みたいな顔しやがって」とも言われた経験もあるので(苦笑)日本国内の一部の人から漏れ出てる自分たち以外の東洋人やアジア人への優劣感情ってなんなんだろう?とも思いました。これを言えるのも、オーストラリアでの経験があったからこそですが。他にも一部に存在する「英会話を勉強するなら白人」、「ハーフの子供が欲しい」、「金髪碧眼が好き」etc。色んな意見と価値観があってこその世界ではあるけれども・・・。なーんか、グロテスクですよねー。なんだろなー。

その先入観の背景にあるものはなんだろうか?と。別に英会話だってフィリピンの方に教えてもらって上達もしますし、どんな国でも英語をきっちり自分のレベルよりも伝えられる人から学べるなら関係ないんじゃないかな?って。むしろ、基礎的なことは母国語の方がいいまで思いました。実際の知人や現地で出会った人には自分の意見を言うのは怖くて言えませんでしたが・・・。

どうしてこだわるのか。別に異国の文化で英語が話せる同士なら何人でも違いがあるって面白いし、それを伝え合えるのが英語やの面白さなのでは?と。ま、個人の見解ですが。昔より進歩はしていても、人間って根本は変わらないなーと思いました。分かりやすい基準が欲しい。あんまり他の動物と変わらない。マウント、優劣、そこにお金と恋愛、肉欲etc...

なんだか、根本に文化的な美醜の優劣を付けたがる傾向もありそうですよね。美術史でも西洋美術史を大学の頃に少し学んでいたので一層「あー、なるほどー」って感じです。言葉の発音の美醜から始まって、色々と各国のプライドみたいなものも分かるなーとか一定の共感はありました。でも、そのプライドというか、美意識みたいなものって庶民の自分には関係ない・・・と思いたくても逃れらないんですよねーっ。文化だもんねーって。アイディンティティってやつだもんねー一応!って気持ちです。根深いからこそ、ジレンマになります。笑

私の結論;どんな国行っても、結局は自分次第

いいことも、悪いことも外国で生活して多少は体感しました。そして、改めて疑問に思うべきなのは自分の価値観と生活する国との距離感だと思います。外国で生きるにしても、アイディンティティを構成する一部である外見は変えようと思えば変えられますが・・・。私はそこまで頑張って欧米現地で生き続けたいとは思えませんでした。パッション飛び越えて、うんざりです。

日本にもある問題

日本でも移民や研修生として生活する人がいます。生きてきた国も生活習慣も言葉も文化も異なる上で来ているのだと思うとすごいことです。度々、ニュースで酷い話もありました。その時に恋愛する自由も無いのは、頂けないなと思った記憶があります。(確か、そんなニュースがあったはず?)

働き手が減って困っている、という言い分も分かるけれど・・・その辺りはワーホリとか他国のビザ問題、不法滞在、強制送還とかきちんと調べて厳しくして法律の面でも対応しないと問題は根深くなるんじゃないか?って予感がすごいです。

時間が解決する、とか現地に住んでいる人たちのマンパワー、現場力に頼りっきりの姿勢がなんか嫌だなーって感じです。これで経済的に得しているの誰なんだろうかーってなります。最近だと、埼玉県川口市の救急医療が5時間停止した話とか・・・。結局、時間差で庶民にしわ寄せきちゃいそう・・・?お金持ち始め、経済的優位にある人には逃げる手段がありますが一般庶民に押し付ける構図って現代も昔も変わらない構図だなー、と。結局「自分の価値観」から抜け出せないので仕方ない。身体感覚から生育環境って個体固有のものだし、まぁ肉体から逃れられないのと同じというか。

文系、大切

文化、って簡単に言うけれども生活習慣、気候、思想、言語、価値観、経済観念、衛生観念、死生観、倫理観などなどほぼほぼ全てが日本と違うと思った方がいいと思ったのでした。同じ国の人間でも地域や世代で価値観も言葉も変わって、感性も違う。そして、同じ世代でも人間関係で事件が起こるんだから・・・。違う国ならもっと違うし、摩擦がすごい。各国のメディアによる情報の喧伝も必ずしも日本にとっていいものではないですしお寿司。

文系(色々あるけど)や芸術系って日本において「食えない」と言われて久しい?学問ですが「人間同士は完璧には、わかり合えない」ことを踏まえるために必要なんだろうなーと感じました。同じ作品を見て、「この作品がいいよね」といっても詳細を聞いてみると「この作品の色がいいよね」って言う人もいれば「この作品の構図がいい」って言う人もいます。実は掘り下げて聞いてみると見え方が違う・・・それを伝えるのが言葉で、「同じ好きだからって、分かり合えるわけじゃない」ことが分かったり・・・・。

その違いとか分かり合えない現実に「絶望したー!!!!」ってなる時期もあるのですが、開き直って「おもろー!すきー!笑」ってなるかで文系に向いてる向いてないってある気がしました。うっわ・・・ってドン引きしながらも、この面は素敵だ!みたいなドM精神必要かも?笑

外国行くなら、心身共にムキムキになろう

進撃の巨人の主人公、エレンじゃないけど「闘え・・・・」ってメンタルじゃないと異国ってやっていけないんじゃないかなー。わはは。目標とかある人とか強い意志がないと無理そう。ワーホリでチャランポランに楽しもうーって気楽に行った自分でも「・・・嫌になったら帰国しよーっと」という逃げ道を用意してたから続いただけですし。あと見栄とか負けず嫌いも多少はあるかも?

自分は一部の人に「ポジティブだね」とか言われるタイプの人種だったのでフィジカル弱者でも数年は元気に生活してました。でも、ポジティブに捉えるように頑張ってただけなので・・・・もう贔屓目に外国(欧米)を見るのは無理かなーって感じです。限界突破!!!笑

なので、フィジカル強者な体育会系の人にはぜひ世界で活躍して欲しいなーなんて思いました。それか頭脳戦でしょうかー。チェスとか語学とか?しらんけど。あーあ、せめて巨体になりたかった人生でした!外国(欧米)にはもう旅行でも行きたくないなー、って気持ちになりました。よほどのお金持ちでセキュリティもバッチリなら行くかもですが・・・。芸能人とかアーティストとか大手企業に頑張って欲しい、外貨稼ぎ・・・と思ったり。安全度が違うし経済的にも強いし。そして何かあったら裁判とか出るとこ出て一矢報いることもできるので~苦笑

SNSとかどこかで「現地にいるけどー、私は差別にあったことない」って人いますが、そういう人は声をあげたり問題視しないんだな~!と改めて思った次第です。渡航者が少ない分、「それは違う」って団結して言わないと近未来のレジームは欧州もアジアも何千年も変わらないだろうなーと感じました。それこそ、バベルの塔とやらが崩壊するんじゃないかなー。なんちゃって。というか、実際にあったのは紛れもない事実であって、そこに「そんな人だけじゃない」と言われても・・・・「だから何やねん・・・。」当事者としては、当たり前な分かりきった言葉求めてないですー。この恐怖を打ち消す魔法のコトバを教えてくれー!ていうか、対人恐怖を知る前の自分には戻れない訳です。タイムマシン出してドラ●も~ん!!!!あの頃のきれいな私を返してよぅっ!笑

まぁ、感情や経験、体験って丸ごと次世代に継承できないからこそ言葉や絵画、音楽で伝えられてるんだと思うんですが・・・ゲームみたいに人間はできていない、極めてアナログな存在なので「モラル」とかって0から世代ごとに教えないといけないからこそ、時代が変わっても争うんだろうなーと改めて妄想に拍車がかかりました!いつになったら精神的に成熟できるのかなー、人類。って、思いませんか?(私だけかなーしらんけどw)下を作らないと共存すらできないのが「生物」の本質なのかーとも思うと「この世は地獄っ!」ってならざるを得ない(しらんけど)人類なんてそんなもん、って思うと少し気が楽になれました。いつの時代も同じ。無理せずに楽しく毎日を飯食って、寝るとこあって少し構ってくれる人がいれば最高なんですよ。きっと

以上、ネガティブなぼやき記事でしたー。ちなみに、イギリス(北欧、ヨーロッパあたりも?)の夏の気候はおすすめです。湿気から全力で逃げたい人には移住もありかも。紫外線アレルギーもあれば、きっといろんな体質の人もいるだろうから。旅行でいくなら初夏(芝生の花粉症等々がなければ)から秋がオススメかもしれません!笑

それでは良い1日を!

Bon Voyage!!

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